(午前0時半の更新です)

日経平均は16600円ラインを軸に膠着状態です。

朝方は16800円台まで急上昇した局面もありましたが、

結局は値を消して、16600円近辺まで押し戻されました。

16600円、正確には「16660円」という数字の意味は、

前号メルマガ(第108号:5月15日発行)に書いた通りです。

このラインより下がったら「何かヘン」なのですが、

このラインを大きく超えるほどの材料も出ておらず、

全体的に様子見ムードの薄商いが続いています。

(「時鳥トレード」のセオリーに従って、

前号メルマガで、「16660円」以下の「買い」に言及しましたが、

今週の値動きを見ればご納得いただけることでしょう。

こういう数字をピタリと指摘できれば、負ける確率が低くなります。

なお、数字の意味というのは刻々と変わるものですので、

これからエントリーなさる方は常に最新の数値をご確認下さい)

「5月のクライマックス」だった18日にあわせる形で、

政府側が「玉」の内容を次々にリークしています。

これらの正式決定はもうすこし先になるようですが、

現時点で出ている「玉」の概要をもとに、

次号メルマガ(第109号:5月22日発行)で分析する予定です。

ただ、現時点で出てきたラインナップを見る限り、

やはり、なんだか妙な「違和感」を抱かざるを得ません。

全体的に「失望」を招くほど悪い中身ではありませんが、

サプライズと言える内容は現時点でほとんどありません。

市場が安倍政権に「期待」していたのは、

こういうことではなかったのではないでしょうか。

ともあれ、今週の日経平均は「分水嶺」に達したまま、

政府の「次の一手」を待ちぼうけている形で、

すっかり、立ち止まってしまった感があります。

こうした膠着状態が続いた後というのは、

上であれ、下であれ、「大きな動き」になるものです。

そして、次の「大きな動き」の発生にともなって、

アベノミクスそのものも、上か、下かどちらかの方向で、

「次元の違うもの」になる可能性があります。

今後、「分水嶺」をどっちに向かって越えていくかが決まり、

市場全体が大きなトレンドを形成して動き出すのは、

はたして、いつになるのか。また、何がトリガーとなるのか。

そして、上と下それぞれのシナリオの場合、

上値と下値のメドはそれぞれどのあたりになるのか等を、

今週出て来たたくさんの材料をふまえた上で、

次号メルマガで詳しく分析してみたいと思います。

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