一難去って・・・
昨日の日経平均は朝方から一気に上昇。
終日、15300円の水準での攻防となり、
終値15326.20円の164.10円高でした。
急上昇からの調整となったものの、
大きく下げることもないまま再び上値を目指す勢いです。
一昨日の「カリフ宣言」でISISの危機が相当に後退し、
NY市場も大きく上昇し、いよいよダウは17000ドルをうかがう勢いです。
(その理由については、またメルマガ等で詳しく説明します)
このまま、日経平均も上昇の第2弾となれば、
今月中に私がメルマガで指摘したエントリー・ポイントに到達しそうです。
もっとも、今年前半は新興国危機やウクライナ危機のせいで、
例年になくたくさんエントリーしていますので、
私としては、残り半年の間に1~2回もチャンスがあれば十分なのですが・・・。
これまでの勝利分を考えると、半年寝て暮らしたい気もしますが、
ブログやメルマガを始めてしまった以上、そうもいきません。
今後も「安心、安全、堅実」なチャンスを探り続け、
好機とあれば取りにいくことに致します。
ところで。
昨日、習近平指導部が
中国人民解放軍のナンバー2だった
徐才厚・前中央軍事委員会副主席の党籍を剥奪したことが、
大きく報じられました。
複数の人から「今年の秋、中国で変事があるかも」と聞いていますが、
いよいよその始まりかもしれません。
私は過去のブログで何度も、中国共産党の指導部の権力基盤が揺るがない限り、
世間で言っているような「チャイナ・ショック」は来ないと断言してきました。
実際、私が書いたとおりに、「影の銀行」問題もいつの間にか収束し、
不動産バブルの問題も覆い隠されています。
中国共産党というのは途方もない存在ですので、
それくらいのことはお茶の子さいさいなのです。
しかし、中国共産党の中枢で変事があり、政変や路線転換があれば話は違います。
習近平政権が公然と軍部の利権・腐敗に手をつけはじめたり、
いつの間にか復活した江沢民に軍部が擦り寄ったりといった「異変」をみるにつけ、
今年のうちに「何か」があるのではないかと中国の人がおののくのはわかります。
もっとも、「中国経済が崩壊する」なんて話は、
ここ20年もずっと言われてきた定番ネタではあります。
今回も習近平氏が勝てば、危機があったことすら気づかれないまま、
中国のまたどこかの都市の開発が続けられるようになるでしょう。
ちょうど今は、そうなるかならないかの分水嶺にあるわけですが、
この件は、今年後半の日経平均にとって決定的に重要な内容ですので、
今週末のメルマガ(11号:7月6日発行)で詳しく取り上げます。
日本のメディアが全く報じていない情報をもとに、
機敏な中国人たちが情勢をどう捉え、どう動くかを詳しく解説致する予定です。
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