投資家にとって最大の敵。
(0時30分の更新です)
日経平均は連騰ならず。
もっとも、あれほど大きな上昇を演じたわりには、
反落の幅は小さく、また、終日、狭い値幅で膠着しました。
上に行くのか、下に行くのか、様子見状態です。
メジャーSQ週の火曜日は、こういう状況で迎えます。
上にも、下にも動く余地がたっぷりあり、
「駆け引き」次第で、どっちに動いてもおかしくありません。
各国当局への「期待」は根強いです。
中国は金融緩和に続いて財政出動を決め、
政策主導で下落を下支えをしています。
まもなく欧州のバズーカが「期待」されますし、
日銀のサプライズへの「期待」もあります。
一方、「不安」の要因も特に解決されていません。
原油が上昇に転じてひと安心といったところですが、
金はなお上昇を続けており「危機」の火種を匂わせます。
米韓軍事演習に北朝鮮が警告を発するのはいつものこととして、
それより警戒すべきは、中国の北朝鮮に対する厳しい態度です。
38度線を挟んだ「口撃」だけなら大したことはありませんが、
中国が本気で北を見限れば、何が起きるかわかりません。
そもそもが、合理的な理由などほとんどないのに、
上にも、下にも、巨大な動きが生じるのがSQですが、
今週は、良いにつけ、悪いにつけ、
近いうちに、大きな材料が飛び出してきそうな状況です。
そして、ほぼ「ど真ん中」(のちょっと下)の株価位置から、
メジャーSQ週のクライマックスに向かっています。
基本的には、前号メルマガ(第98号:3月6日)に書いた通り、
上に行くシナリオと、下に行くシナリオの双方を頭に入れ、
今日以降の動きに「対処」すべきだと考えておりますが、
はてさて、どうなることやら。
ただ、膠着状態でも、激しい値動きの時でも、
投資家にとって最大の敵は、自分の「欲」と「恐怖」です。
焦ることなく、慌てることなく、諦めることなく、
明鏡止水に相場に向かっていきたいものです。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第98号:3月6日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す