米国雇用統計に注目
昨日の日経平均終値は15369.97円。
6月23日の高値15442.67円を一瞬だけ上回り、
高値15445.00円をつけた後に押し戻されましたが、
下値も固く、終始15400円台の攻防となりました。
今週、終値で15400円台をキープできれば、
来週(7月第2週)の日経平均はいよいよ上離れ、
メルマガで私が指定したエントリー水準に到達するかもしれません。
ただでさえ波乱要素のある週に、十分な過熱圏に到達していれば、
かなり「おいしい」チャンスではあります。
今週いっぱいの日経平均の値動きと、外部要因をよく見極めた上で、
本当にそういうチャンスがあり得るか、週末のメルマガ(11号:7月6日発行)で分析します。
私達、個人投資家にはノルマも何もありませんので、
自信があればエントリーすればいいし、違和感があれば見送ればいいわけです。
エントリーしなかった場合、思惑が外れても損失はゼロ。
逆にエントリーして思惑が外れたら、資金はマイナスになります。
相場とは「欲と恐怖の増幅装置」ですから、どんな人でもまず心眼が曇ります。
したがって、「思惑」の6~7割は外れると諦め、
それでも勝てる方法を考えるしかありません。
私がこのブログとメルマガでご紹介しているトレード戦略は、
そこを乗り越えて、「安心、安全、堅実」に勝つ方法を考えたものです。
チャンスがあれば乗る、なければ見送る。これに尽きます。
ところで。
ここからさらなる上昇があるかどうかは、米国雇用統計次第です。
本来ならば金曜日の恒例イベントですが、米国の祝日のため今月は木曜(3日)。
NYダウは現在、3回目の17000ドルにトライしていますが、
ここで上抜けるかどうかで、日経平均にも天と地ほどの差が出てきます。
昨年11月にイエレン議長が登場して以来、
米国で「ダウは17000ドルはいく」という強気予測が多く出されましたが、
この雇用統計の数値がほどほどに良く、しかし、早期の利上げ観測をかき立てるほどではない、
という絶妙なゾーンにあれば、今週末が17000ドルクリアのXデイかもしれません。
しかし、景気失速の兆候が出たり、早期利上げの思惑を招けば、
NYダウは17000ドル手前か、17000ドルへのワンタッチで調整に入る可能性が高いです。
そんなわけで、今後の日経平均を考える上でも、今夜の雇用統計に注目です。
さて。上に行くか、下に行くか。
まあ、どちらに行くにせよ、行き着いた先にチャンスがあるのは変わりませんから、
私達としては、焦ることも、慌てることもなく、ただ淡々と値動きを見守るだけですが。
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