今週の「分水嶺」で何が変わるのか。
一時21500円近くに上昇した日経平均は、
先週末には21000円ラインを目指して、
また、押し戻されてしまいました。
「米中首脳会談」が実施されたり、
欧米が「金融緩和」に転じたり、
中東で開戦の危機が回避されたり、
また、香港政府が軟化に転じたりと、
世界市場への好材料が続いたために、
日経平均もいったん上昇しかけましたが、
次号メルマガ(第270号:6月23日)で述べた通り、
日本独自の要因もあって「円高」を招き、
地政学リスクの燻りとも相まって、
上昇圧力が相当に削がれてしまっています。
ここで踏みとどまるか、また下ブレするか、
今後の値動きが非常に注目されますが、
今週は前半が最後の国会攻防、
後半にはG20での「外交戦」と、
今年前半のクライマックスであり、
相場にとっても「分水嶺」となりそうです。
前号メルマガで詳述した通り、
国内政治は最後の最後の瞬間まで、
与野党とも「まさか」を警戒していますが、
最終的に「解散」があってもなくても、
政界の構図は様変わりしそうです。
また、G20とこれに付随する「外交戦」では、
各国の利害が正面から衝突しそうなだけに、
突発的な発言で相場が動くことに要注意です。
最大の注目点は「米中首脳会談」ですが、
前号メルマガでも申し上げた通り、
「米中対決」以外にも「黒雲」は多くあり、
指導者の発言ひとつで事態が動き出し、
為替と株価が揺れる恐れは常にあります。
大きな「分水嶺」となる今週のイベントで、
相場環境がどう変わっていくのかは、
やはり要注意、要注目といえます。
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