本当の駆け引き。本当の主戦場。
(午前0時の更新です)
日経平均はようやく17000円を突破し、
長く続いたレンジを一気に抜けました。
特に新しい材料は出ていませんが、
昨日は寄付から先物買いで相場が押し上げられ、
9月高値をあっさり越えて来ました。
米国大統領選も帰趨が決まりかけており、
数日前のブログにも書いたように、
久方ぶりに波静かな相場環境となっている一方、
日本政府の手の中には「超大玉」があります。
開催中の臨時国会はなんとか進んでいます。
TPPの審議等に関して雲行きが怪しくなっていますが、
まだ政権の屋台骨がきしむほどのダメージはありません。
「新潟ショック」は解散戦略に影を落としていますが、
2つの衆院補選は政権側が優勢に進めています。
勿論、もう少し先には、主に解散のあるなしを睨んで、
国内政治はセンシティブな駆け引きに移行しそうですし、
同じ頃には海外で荒れ要因が再発しそうでもあります。
ということは、日経平均が上昇するとすれば、
今をおいて他はありません。
依然として為替と金価格が気がかりではありますが、
現時点の材料でどこまでの上昇が可能なのか、
次号メルマガ(第131号:10月23日)で分析します。
ところで。
昨日も少し触れたことではありますが、
日本の政治、経済をめぐる「本当の駆け引き」は、
メディアが一切報道しないところで、
しかも、相当に熾烈な形でなされそうです。
具体的には来月から来年頭にかけてがヤマ。
ちょうど、この頃、安倍政権は、
解散総選挙という勝負に打って出るかを、
諸情勢を見極めながら判断するはずですが、
最も大きなファクターは日本国内にはなく、
海を超えて交わされる駆け引きにありそうです。
では、私達、日本国民、日本の投資家は、
完全に情報を遮断されているのかというと、
実際のところ、そういうことはありません。
駆け引きのカラクリがわかれば、
チラリと見える断片的な状況から、
安倍政権側が優勢に進めているのか、
駆け引きの峠は越えたのか、
次にどんなヤマが来そうなのか、
断片的にでもわかってくることがあります。
投資の第1の要諦というのは、
思わぬリスクに足をとられることを避け、
資産を吹き飛ばさないことにありますので、
どこを主戦場にどういう駆け引きがなされており、
何がどうなったら危険なのかを、
次号メルマガ(第131号:10月23日)の中で、
私なりの指針をお示ししたいと思います。
安倍政権の「超大玉」に「期待」して、
強気のポジションを取る方も、
足元の上昇局面の終末点を待って、
売りで仕掛けていくつもりの方にも、
有用な情報なのではないかと考えております。
※
なお、10月23日は衆院補選の投票日です。
過去の国政選挙の際と同じく、
この日のメルマガ配信は午後8時以降になります。
予め、ご了承ください。
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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
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