本当の分水嶺は来週です。
(午前0時の更新です)
トヨタ、そして日産と三菱自の一連のニュースは、
やはり「自動車ショック」というほどの悪い材料ではなく、
一時的に「気迷い」をみせた日経平均は、
昨日の引けにかけて値を戻してきました。
(長期的には「淘汰の時代」を裏付けるニュースでしたが)
もちろん、連休明けからの「上昇圧力」や、
相場を上昇させかけた「SQ要因」などが、
一時的とはいえ攪乱されたのは、
買い方にとっては残念な話だったことと思います。
しかし、本当の分水嶺は来週です。
実質賃金で良い数字が出たり、経常黒字が拡大したりと、
日本経済はそう悪い話ばかりでもなくなっていますが、
本命中の本命の指標が来週出ます(18日午前8時50分)。
実際の「玉」は5月26、27日のG7以降になりそうですが、
来週の指標を受けてほぼ見通しが定まりますから、
政界、政局、政策(玉)のいずれも動き出しそうです。
先月からずっと「期待」された「5月のクライマックス」は、
「逆サプライズ」や「ショック」等で出鼻を挫かれてますが、
本当の材料はまだ具体的な姿を見せていません。
ただの「期待」で終わるのか、
それとも本質的、実質的、決定的な政策転換を伴う、
大きな「潮流」としてアベノミクスの新しいサイクルが回るのかは、
やはり、来週以降に決まるものと思われます。
国会はもう「閉会モード」になって久しいのですが、
永田町周辺はピリピリと緊張しながら、
政権側が打つ「次の一手」を息をのんでみています。
はたして、来週の分水嶺を政権はどう越えていくのか。
次号メルマガ(第108号:5月15日発行)で、
予想されるシナリオと戦略を分析する予定です。
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