昨日の日経平均は14862.08円まで下落しました。

先物は14855円までです。(ナイトセッションは14850円まで)

SQ前の思惑と、目先の調整というふたつの側面がありますが、

その背景にはヘッジファンドの売り攻勢と、政府の防衛出動のせめぎ合いで、

いったん政府が支えきれなくなったという事情もあります。

ただし、政府はまだ実弾(現金)を豊富に投入できますので、

目先の調整を最小限の値幅と日柄でやり過ごし、

来週以降にまた相場を盛り返すことは不可能ではありません。

やはり「政策(国策)に売りなし」ですので、

政府が本腰を入れてやっているときは、あまりなめないほうが賢明です。

(実際、昨日も後場にかけては盛り返してきました)

今日の焦点はSQ値がいくらになるかです。

SQ値が14750円を目指した瞬間的な動きになれば、

寄り付きで買って瞬間的な反発を狙うという戦略もあり得ます。

直前の状況をみて判断しますが、

そうなるのであれば、これが6月第2週最後のエントリー・チャンスです。

もっとも、NY市場の調整が始まり、為替も円高に振れてきましたので、

日経平均も明らかに調整色を濃くしています。

私が、以前のメルマガで申し上げたレベルまでの下落になると考えていますが、

買いを考えている方には、そこがチャンスになるのではないでしょうか。

これは今週末のメルマガ(8号:6月15日発行)であらためて書きます。

(NY市場の調整はかなりの確率で●●●と連動してます)

ところで。

私は、6月1日のメルマガ6号で、

翌週以降に、私自身がとる戦略は

「短期的な「天井」での売り戦略」であると、

はっきりと明示した上で、次のように書いています。

  目先の「正常値」の上限は14880円ですので、
  このラインを超えて上値が重くなったら、
  日経平均先物で売りを仕掛けるかもしれません。
  いずれにせよ、15000円の節目では、
  それなりの攻防になるのではないでしょうか。

そして、メルマガ発行の翌日に14975円で打診売りを入れたのを皮切りに、

そこから「上値が重くなった後、ストンと落ちる」直前を、その都度とらえ、

小幅な利益を得ての「撤退」を繰り返しながら、断続的に売りを入れてきました。

そして、上値での節となる15160円(四月高値付近)では、集中的な勝負に出た結果、

6月9日高値(15206.57円)を天井とした暴落を完全にとらえてほぼ目標を達成。

昨日までの「短期的な「天井」での売り戦略」で、

日経平均先物にして合計335円分の利益を得ています。

つまり、「6月第2週の天井からの調整入り」を正確に読み切り、

「15000円の節目」での「攻防」をきっちりととらえたわけです。

私は、6月第2週がチャンスになると、1か月以上前から唱え続け、

6月1日にはそこで「短期的な「天井」での売り戦略」をとると断言したわけですが、

これができたプロの評論家先生が、いったい何人いらっしゃいますか?

また、トレードの戦績としても、

10日やそこらで資金を約3.5%も殖やしたというのは、十分に立派な数字と思っています。

 (政府の防衛出動がなければ、5~6%は殖えていたとは思います。

  今回は政府PKOのせいで、やや取引の鮮やかさに欠けました。

  おそらくヘッジファンドのマネージャー達も私と同じ気持ちでしょう)

しかし、皆さんに最も重要視していただきたいのが、

私がこれを、「安心、安全、堅実」に行ったことです。

ほぼ、リスク・フリーの取引なのです。

上記のとおり、私はメルマガで14880円以上を「異常値」と断言していますが、

実際、昨日の安値は14855円でしたので、私の指定したゾーンで売りを仕掛けていれば、

多少、目先の思惑が外れても、すべて完全に救済され、確実に利益が出ていたのです。

前々から私が狙ってきた6月第2週の勝負を、

私のメルマガのとおりにトレードしていたならば、損をした方はおそらく皆無でしょう。

「必ず勝つ。絶対負けない」というトレード手法こそが何よりも大事なのです。

誰であれ、未来を正確に予測するのは不可能です。

あらゆる指標や材料が一方向を示しているのに、相場は突然、反対に動いたりします。

内閣総理大臣や日銀総裁でも、明日の株価をコントロールできません。

なにしろ、内閣総理大臣とて、明日にはどうなるかわからない身分です。

何度も書いていますが、政局の趨勢は瞬間的に変わります。

偽情報も流れます。突発的な事件も起こります。外国で政変や戦争があるかもしれません。

明日の相場がどっちに行くかなんて、誰にも判断できません。

しかし、その時々の状況において、株価が「正常値」か「異常値」かの判断ならできます。

そして、「異常値」は必ずいったん「正常値」に戻ろうとしますから、

そこでポジションをとれば、安心、安全、堅実な投資になるのです。

だからこそ、私はメルマガでその時々の状況を判断し、

どのあたりで「異常値」が発生しそうか、どのレベルで「異常値」といえるか、

そして、どういう戦略でその「異常値」にエントリーするかを、

その都度、その都度、詳しく説明申し上げているわけです。

それらの全てが、ことごとく正しかったことは、

皆さんもおわかりのことでしょう。

メルマガやブログは消したり修正するのは不可能ですし、

過去の戦績は全てリアルタイムで公開しています。

これが、私のいう「安心、安全、堅実」な取引です。

おもしろみもなく、派手さもないかもしれません。

「マンネリ気味でつまらない」というメールを送られた方もいます。

確かに、ギャンブル的なスリルや、エンターテイメント性を求めるのであれば、

私のメルマガやブログはふさわしくないかもしれません。

しかし、相場において大切なのは「負けないこと」です。

「自己責任」をいいことに、「買え、買え」と煽って手数料を儲ける人々。

話を面白おかしくして、根拠も何もない高額レポートを売る人々。

中身のない高額「シグナル配信」で、顧客が一巡するとドロンを繰り返す人々。

こういう人々の言うことを信じて、資産が殖えたことがありますか?

繰り返します。大切なのは「負けないこと」です。

負けなければ連勝し、資産は確実に増えていくのです。

投資は複利の力を使えますから、小幅の勝ちの積み重ねでも、

負けさえしなければ5年、10年と継続するうちに必ず巨富に至ります。

「負けないこと」こそが、一番大切なのです。

今後も、安心、安全、堅実なチャンスが必ず来ます。

次号メルマガ(8号:6月15日発行)で詳しく書きますが、7月以降の相場は、

世間の人々がまったく想像もしていないものになるかもしれません。

相場は上に行く可能性も、下に行く可能性もありますが、

政府とヘッジファンドが、お互いに無理に無理を重ねて激突しているゆえに、

上下のどちらに行こうとも、必ず「異常値」が出現するでしょう。

それが私達にとっては安心、安全、堅実なチャンスになります。

プロの世界はもう、7月以降の刺激的な展開を目指して動き出しています。

日々刻々、時々刻々に状況は変わっていきますが、

正しい情報を、なるべく早く、正確に得た者が、相場においては勝者になります。

7月以降の大変動において、

皆様に、確実に「安心、安全、堅実」なチャンスを掴んでいただけるよう、

情報収集に励んでまいりますので、どうぞご期待いただければ幸いです。

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