本日、臨時国会が開幕します。

会期は63日。11月30日までです。

第1週の本会議代表質問、そして第2週の予算委員会(予定:いずれも衆参両院)で、

なんらかの波乱要因(上にも下にも)が飛び出るかもしれませんから、

それなりの注意は必要です。

特に、来週(予定)の予算委員会では、消費増税やGPIFについて、

安倍政権から踏み込んだ発言が出るかもしれません。

鋭意、情報収集した上で、来週のメルマガ(24号:10月5日発行)にて、

私なりの見解と見通しを述べさせていただきます。

今週末の米国雇用統計、そして、国会での政府側答弁の内容如何で、

相場の流れが変わる可能性があります。

8月からの上昇相場で、日経平均はもう1500円ほど上げています。

そろそろ転機が来てもいい頃です。

アベノミクス相場は徹頭徹尾、「政策相場」ですが、

5月後半の上昇から、夏の長いレンジを挟んでの2次にわたる上昇は、

「7-9月期の景気回復」を演出したい政府による、総力を挙げての「官製相場」です。

メルマガ読者の方はご存じのように、私はゴールデンウィーク直後から、

「政府の玉出し」とその内容を指摘してきています。

法人実効減税、公的資金の日本株買い、地方創生バラマキ予算など、

ここまでの株高を演出してきた「玉」は、すべて市場が織り込む前に、

読者の皆様にお伝えしてきました。

しかし、だからとって、それら「玉」の効果による上昇に乗ることはせず、

一貫して、一歩引いた立場で見続けてきました。

なぜなら、私の基準に従えば「安心、安全、堅実」ではないからです。

実体経済からかけ離れた形で、無理に無理を重ねて上昇させても、

いつかそれは悲惨な形で下落するのは必定です。

私には、短期間に税金を倍にしてもなお、景気が良くなるというメカニズムが、

どうにも腹におさまってきませんし、自分の目でみる実際の街の様子と、

政府や5大新聞の発表する内容が、どうにも乖離しているようにみえてきました。

本当のところ、消費増税のネガティブ・インパクトは払拭されたのか。

インフレ・ターゲット政策で供給された過剰流動性資金はどこに向かっているのか。

そういったことは、この10月にならないとわかりません。

政府の発表が正しいなら、10月はもう一段高。

意外に景気回復が遅れているなら、10月を転機として下落・調整。

米国市場や、中東情勢などの外部要因もあいまって、

いろいろなシナリオが考えられますが、どのパターンになったとしても、

私が一番「安心、安全、堅実」と考えているのは「高値圏での売り」という戦略です。

どちらにせよ、この10月は、日本にとって天王山になる可能性が高いと考えています。

(その次の11月には、米国で巨大な変化要因があるのはメルマガで指摘しました)

さて、「秋天井」をとらえるか。

いよいよ本格的に面白くなってきましたね。

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