臨時国会では「まさか」がまだあり得ます。
(午前0時の更新です)
やはり、日経平均はまだ失速せず。
円売り、金売りが加速するのにあわせて、
米国株と一緒に日本株も買われています。
ただし、昨日も書いたように、
18000円も半ばに差し掛かってくれば、
もう「安い」と言えるかどうか。
トランプ政権の出方も、プーチン大統領の態度も、
現時点ではよくわかりませんし、
12月は欧州でも波乱要因が待っています。
「トランプ・ラリー」が継続し、
このまま「トランプ相場」となる場合であっても、
決して一直線の上昇をするわけではありませんから、
そうしたことを前提に勝負すべきかと思います。
安倍総理はやはり薄氷の上を進んでいます。
もし、仮に、他の人物が首相だったならば、
今頃は大転落して、影も形もなくなった頃でしょうが、
安倍氏がこの難局を超えられるかどうかもまだ未確定。
閉会モードで波静かになったと思われた臨時国会も、
年金法案の扱いをめぐって俄かに緊迫しており、
延長幅によっては「まさか」がまだあり得ます。
臨時国会で「まさか」があるならば、
日本市場には甚大なインパクトがありますので、
今日の国会の駆け引きをよく見極めた上で、
次号メルマガ(第136号:11月27日)において、
年末年始に向けたシナリオを分析してみます。
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