「2月相場」を動かすトリガー。
昨日の日経平均は反落。
特段の悪材料が出たわけではなく、
強烈に売られたわけでもありませんが、
次第に売買代金が増えてくるなか、
個人投資家にも不安が広がる形で、
じわりと下げつつあるというのは、
どうも良い傾向とはいえません。
また、昨夜の米国ではFOMC声明で、
利上げの停止が示唆されたことを好感し、
NYダウは434.90ドルの大幅高となり、
日経先物もこれにつられて上昇しています。
この傾向が続けば日経平均は、
「横這い」から上昇を維持できそうですが、
問題はやはり今後の為替の動向です。
前号メルマガ(第249号:1月27日)でも、
詳しく点検してきている通り、
米国当局から金融政策への言及が途絶え、
為替がやや「円安」気味に推移するという、
有難いラッキーがこのところの日経平均を、
安定的に推移させてきたものですが、
本当に米国が利上げを停止するのであれば、
そうもいかなくなってくるはずです。
為替市場がこれを前提に動き出し、
再び強く「円高」が進むようになれば、
米国株につられての上昇効果は、
当然ながら削がれると思われますので、
こちらへの注意は必要だといえます。
1ドル108円台からさらに走り始めると、
日本株は動揺することになりかねません。
いよいよ2月に突入しますが、
為替以外にも不確定要因は目白押しで、
次の波乱が警戒されるところです。
米、中、英、欧で何が飛び出すか、
戦々恐々の状況であるところですし、
東アジアと中東の地政学リスクも要注意。
さらには安倍政権は始まったばかりの国会で、
いきなり泥沼に足をとられつつあります。
いくつか気になる水面下情報もありますので、
何がトリガーとなって「2月相場」が動くかを、
次号メルマガ(第250号:2月3日)のなかで、
よく整理して分析する予定です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第246号:1月6日発行、第247号:1月13日発行、第248号:1月20日発行、第249号:1月27日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す