今週には「新しい材料」が出ると思われます。
先週の日経平均は終始「16600円台近辺の攻防」。
一時、上抜けしたと思われる局面もありましたが、
週末にはまた「16600円台近辺の攻防」に戻り、
金曜は日中も、ナイトも16600円台で引けています。
世界中をポケモンGO旋風が席捲しており、
大手メディアは「ポケノミクス」と囃していますが、
つまるところ、参院選前の「売られ過ぎ」が解かれ、
「ど真ん中」に帰ってきたところで膠着して、
1週間以上たったというのが日経平均の現状です。
その理由について私なりの見解は、
一連のメルマガで書いてきておりますが、
前号メルマガ（第118号：7月24日発行)でもたっぷり、
述べておりますのでここでは繰り返しません。
もっとも、今週には「新しい材料」が出ると思われ、
上か、下かへの動きが始まる可能性があります。
焦点は、当局がどんな政策決定をするか、
あるいは特段の新しい決定を「しない」かです。
また、外部要因でも不測の事態があり得ます。
とりわけ、政策決定には注目されます。
いつも、指標と「玉」（政策）というのは、
蓋を開けてみるまでなんともいえませんので、
世界中の投資家が緊迫して「その時」を待っています。
それぞれのシナリオで相場がどう動くかは、
私なりに見解を前号メルマガに書きましたので、
興味のある方はご参照ください。
いずれにせよ、「歴史の転換期」かもしれません。
いつの時代も「歴史の転換期」と称されますが、
前号メルマガにたっぷり解説したように、
経済政策では従来全くなかった議論があらわれ、
実際の「政策実験」として現実味を帯びています。
また、政界では与野党とも、その深いところで、
質的な変化と路線の転換が始まっており、
やはり、近未来の政治地図は一変しそうです。
ぼうっとしていると取り残されそうですので、
アンテナは高く張り、鋭敏にしたいものです。
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