鬼が出るか、蛇が出るか。「神風」か、亡国の嵐か。
「トランプ政権」の陣容がどうなるか。
そして、トランプ政権が打ち出す経済政策、
「トランプノミクス」とはいったいどんなものか。
「鬼が出るか、蛇が出るか」と世界中がざわつきながら、
米国発の報道に一喜一憂しています。
前号メルマガ(第134号:11月13日)に書きましたが、
現時点で推測される新政権の新方針というのは、
かなり強烈なインパクトを持った内容です。
少なくとも「ヒラリー政権」になっていたよりは、
ドラスチックな方針変更がありそうで、
4年前のアベノミクス始動時に似た「期待」がある一方、
アベノミクスを上回る危なっかしさも危惧されます。
「トランプノミクス」がうまくいけば行くのであれば、
行き詰まっている日本経済にとっても「神風」になります。
しかし、海の向こうで不動産王が打つ大博打が、
大コケするようならば国が亡びかねない悲劇です。
トランプ氏はビジネスマンではありますが、
山っ気がまんまんの投機的な人物であり、
実際、過去4回破産してシレっとしています。
一時的に「トランプバブル」が発生するのであれば、
大儲けする人が続出するのは間違いありませんが、
そうした経済政策はおよそ堅実とは言い難く、
「何かとても恐ろしいことが起きるのでは」と、
今から不安がる人が多いのも頷けます。
それから。
「鬼が出るか、蛇が出るか」というざわつきは、
もう一方の大国、ロシアについても言えます。
大詰めを迎えているという領土交渉と、
猛スピードで加速する日ロ経済協力のことを、
メディアはあまり大きく扱ってはいませんが、
ロシア一国の経済を丸ごと作り替え、
日本の外交、軍事、経済政策の構成を、
根本から変えかねない大変革になり得ます。
前号メルマガでも詳しく書いたように、
一連の企てが狙い通りにうまくいくのであれば、
経済だけでなく、外交、軍事上の「神風」となり、
次世代の日本の発展は約束されたも同然になります。
しかし、問題は、ロシアが信頼に足る国であり、
日本の未来を賭けていいのかどうか、
多くの人が一抹の不安を抱いていることです。
ロシアに傾倒して大金を貢いだ挙句、
梯子を外されたら日本の国は滅びかねません。
このように、この年末年始にかけての期間は、
米国とロシアから、日本の命運が決まりかねない、
根本的な変化の波がやって来そうです。
また、この年末年始から、
欧州情勢にも新たな動きがある可能性があります。
世界中のあちこちが、
「鬼が出るか、蛇が出るか」とざわつくなか、
安倍総理大臣の政治的な手腕が試されますし、
私達、投資家はこの荒波を乗り切らねばなりません。
この大変革期にどんなチャンスがあり得る一方、
どんな危機が警戒されるのかといった点を、
前号メルマガでも書いておきましたので、
ご興味のある方は参考になさってください。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第133号:11月6日発行、第134号:11月13日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す