昨日の日経平均は終値で18000円を回復。7年7ヶ月ぶりとのことです。

良いことは連続してやってくるものです。

米国株が史上最高値を更新した直後、日本では10-12月期のGDP値改善が伝えられました。

ウクライナは停戦がなんとか成立して、ギリシャは一応、協議に応じています。

(ギリシャはしばらく、協議に応じつつ、揺さぶりをかけて攪乱するでしょうが)

外部要因さえ落ち着けば、春の相場は上昇に向かいます。

メルマガで詳しく分析しましたが、国内要因は強気を裏付けるに十分な内容です。

通常国会には大した「玉」は出ませんでしたが、6月まで「期待」が維持されており、

何より、なりふり構わぬ政府PKOが効いています。

メルマガ第42号(2月8日発行)に書いたように、「人質救出失敗」という失策を、

官邸側の鮮やかなダメージ・コントロールで切り返して支持率も上昇し、

統一地方選を前にして安倍政権には死角がありません。

唯一、安倍総理に刃向かう大物N氏も、致命的なところを押さえられていますから、

少々のパフォーマンスをしたところで、政権にとっては痛くも痒くもありません。

ようやく、春が来たようです。

(ギリシャだけが気がかりですが)

私達の興味はここからどこまで伸びるかですが、

年初来、下値も上値も押さえられたまま、じりじりと短いレンジで動いてきましたので、

私としては、めいっぱい上げられるだけ上げてクリアに「異常値」をつけて欲しいところ。

伸びるにしても、まだ、「雰囲気」と「ムード」と「無理矢理な株価操作」が中心です。

春の相場でみんなが浮かれて騒ぐころ、「春の嵐」がやってくれば一挙に反転するでしょう。

「アベノミクスはまだ終わっていない」というのが年初からの私の持論ですが、

さりとて今あるメニューでの「上値余地」はそうたっぷり残っているわけでもありません。

いつの世も、上がり続ける相場もなく、下がり続ける相場もないはずなのに、

世間の人は大きく上がれば「まだまだ上がる」と思うものであり、

逆に下がるだけ下げたら「株は怖い」と思って買わなくなります。

古今東西、相場というものは皆が買わない底値で買った人が、

皆が買いたがる天井で買う人から富を奪い去るゲームです。

そういえば、現在、「天井圏」近くにある不動産市場についても、

もうしばらくしたら動きがありそうな兆候があります。

(この話は次号メルマガ(第44号:2月22日発行)で書きます)

「皆が過度に楽観的になる時」と「皆が過度に悲観的になる時」に、

相場の本質をとらえて大胆に動ける人のみが、古来、大きな富を掴んできました。

いつだって熱くなって自分を見失った人がカモになり、そして9割以上がそうなるのです。

この上昇局面に順張りで買うという方も、行き着くまで待って売るという方も、

今後、皆が過熱したら、いつもと同じ結果が繰り返されることは覚えておきたいところ。

良い材料が出て来て死角がない時こそ、冷静さが鍵です。

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