高値圏での「売り」とその後の展望。
昨日の日経平均は大幅に下落。
先週来の買い戻しの上昇で、
高過ぎる位置まで達しており、
高値圏に特有の警戒の心理が、
下落を招き易い状況でありました。
買い戻しによる反発上昇でしたが、
本来なら積極的に買い上げるべき、
特段の好材料が出たとはいえず、
むしろ相場環境の全体には、
大きな不安が燻り続けているのは、
前号メルマガ(第467号:4月2日)でも、
詳しく分析しているところであります。
高値圏にあるということはそれだけで、
売りを誘発する傾向があるわけで、
ここからの買いのリスクについて、
前号メルマガで指摘しています。
連鎖破綻を回避したとはいえ、
信用不安を招いた根本原因は、
そのまま残っている状況であり、
これから出る指標などを踏まえ、
金融政策がどう転んでいくのか、
さらに注目されるところです。
このまま売りに押されて崩れるか、
再び高値を目指すことができるか、
当局の金融政策のスタンス等に、
大いに左右されるところですので、
最新の情勢や指標を踏まえた上で、
次号メルマガ(第468号:4月9日)で、
今後の株価を展望する予定です。
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