戦況と制裁。物価、金利、為替と株式市場の未来。
昨日の日経平均は反発。
もっとも売買代金の方は、
ほとんど膨らむことはなく、
市場全体が「様子見」気味に、
揉み合っていた形ですが、
新たな悪材料も出ていないため、
連日の下げは止まっています。
米国の金利上昇が一服して、
米国株もやや持ち直すなど、
安心材料もありますので、
即座に大きく下げる気配は、
あまりみられないといえますが、
先々の経済に不安が燻るのは、
前号メルマガ(第415号:4月3日)で、
詳しく点検しているところです。
露軍によるとされる蛮行に、
国際社会の怒りは沸騰しており、
「停戦」が成立したからといって、
全てが旧に復するという日が、
すぐに来るとも思えません。
物価、金利、そして為替と、
市場への影響が長期化して、
日本経済と株式市場には、
思わぬ負荷がかかることも、
考えていく必要があります。
刻々に情勢が変化するなか、
次に何が起きるのかを考えて、
備えを怠らない努力は必要です。
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