週末のブログ更新で書いたとおり、

先週金曜日のSQは寄り付きに成り行き買いを入れました。

9時直前に為替が円安に振れてきたことと、

買い指値が増加してきたことが判断材料です。

ナイトセッションで14750円を狙った仕掛けがあったため、

14800円台でのスタートになりそうでしたが、

SQ通過と同時に「必ず」反発すると考えたからです。

結果として14820円買いを、反発が一段落した14860円で決済。

日経平均先物で40円分の利益をとって、

「6月第2週」の波乱を狙った取引の全てを総手仕舞い。

今回の戦いでの利益は日経平均先物で375円分になりました。

(詳細は週末更新分の記事をご覧ください)

しかし、私が「総手仕舞い」した後、午後から日経平均は爆上げし、

なんと15100円台まで急回復しています。

安倍首相のサプライズ法人減税会見がその理由です。

SQ当日を狙い澄まし、市場に広がる疑心暗鬼を振り払ったこのサプライズは、

メルマガで詳しく書いたとおり、官邸による露骨なPKO作戦です。

同時に政府系資金を投入しての買いも入りましたが、

これらが呼び水となって、外資や個人も動きました。

東証売買代金は2兆6373億円と、いきなり1兆円も増え、相場の空気が一変しました。

市場はもう「サマーラリー」の雰囲気に包まれ、

「夏の大相場」で一儲けしようと、多くの方が熱くなっているようです。

今日の寄り付きで買いを入れる方も多いでしょう。

ただただ、幸運をお祈りするばかりです。

ところで。

私は、金曜日午後からの暴騰の前に、

せっかくの「買い玉」を手仕舞いしたことについて、

「儲け損ない」でも何でもないと考え、気にもしていません。

SQに絡む思惑で売り込まれたものは、確実に反発します。

これは「絶対」です。だから、午前中の反発局面に乗りました。

しかし、午後からの首相会見の情報を、

市場がどう受け止めるかを「予測」するのは困難です。

十中八九、上昇すると「予測」できる一方で、

「失望売り」の可能性も否定できません。

だから私は「乗らない」ことを選択しました。

ご承知のように、私は、「予測」に乗る投資は一切せず、

科学的、合理的に「絶対」のポイントでしかエントリーしませんので、

金曜午後からの上げはほとんど気にしていないのです。

同じことが、これから始まるサマーラリーにもいえます。

十中八九、上昇すると「予測」できたとして、

それが「絶対」ではない以上、私としては様子をみたいと思います。

メルマガには詳しく書きましたが、

足元の上昇を支える材料は幸運の産物であり、

些細なことでもバランスを崩せば思わぬ崩落を起こしかねないのです。

そういうものに乗っかることを、私は投資ではないと思っています。

心配しなくても、次のようなチャンスが必ず来ます。

1)サマーラリーが熱くなり過ぎれば、必ずやってくる「調整局面」

2)サマーラリーの最中に不意に訪れる、突発的事態による株価のブレ

…どちらも、いつか必ず来ることですが、

皆が熱くなればなるほど、派手で大きな動きになります。

そして、その動きには「絶対」ともいえる法則性があり、

そこでエントリーすれば、「安心、安全、堅実」なチャンスになることは、

私のメルマガで詳しく解説したとおりです。

今からこの上昇局面にのって資金を10%殖やすのは至難の業ですが、

上記のチャンスをきちんとつかめば、10%くらいは「安心、安全、堅実」に達成できます。

いずれにせよ、周囲のみんなが熱くなろうが、悲観一色になろうが、

私にとってはどっちでも関係なく、

ただただ、「安心、安全、堅実」なエントリーポイントが来るのを待ち、

それを正確につかむことに徹するのみです。

6月第2週のチャンスはどんぴしゃり正確につかみましたが、

今後もそうしたチャンスは必ずやってきます。

メルマガでチャンスの具体的な中身を公開していますので、

興味のある方は是非、お読みください。

7月相場にはたぶん、世間の人が思ってるのとは全く違うチャンスがありそうです。

★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ

※今からご登録の方にも、当月中のバックナンバー(6号:6月1日発行、7号:6月8日発行、8号:6月15日発行)が届きます。

【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下の3か所にクリックをお願いします↓↓↓】

にほんブログ村 株ブログへ
FC2Blog Ranking

スポンサードリンク

※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

あわせて読みたい関連記事