「マッチョな時代」の投資法。
(午前0時の更新です)
注目の「安倍・トランプ」会談。
米国市場も日経市場もいったんお休みモード。
「期待」ばかりで材料がないわけですし、
何が飛び出すかわからない状況ですので、
昨日の日経平均はほぼ静止状態。
様子見も当然といえます。
日本の国会ではTPPを含む重要法案が、
まだいくつも審議中ではありますが、
もはや「閉会モード」になりつつあります。
もう、TPPを日本が通そうが通すまいが関係なく、
ただ、トランプ政権がどう出るかにかかっています。
あらゆる経済政策(財政、金融、構造改革)も、
あらゆる安全保障政策も、
つまるところはトランプ政権の出方次第で、
全面的に組み直しが求められるかもしれず、
先週までの材料で何をどう議論しても、
トランプ政権の出方次第でひっくり返りかねません。
「トランプがどう出るか。話はそれからだ」
という言葉が与野党を問わず語られており、
既存の法案審議にはもう身が入りません。
もっともこれは日本だけの状況ではなく、
G7やG20の構成国、
また、全ての小国、そして国際機関の全ても、
「トランプがどう出るか。話はそれからだ」
と思って作業の手を止めていますし、
あらゆる金融機関、
そして多くの国際企業なども、
「トランプがどう出るか。話はそれからだ」
と考えて分析の洗い直しをしています。
すでにその傾向は色濃く出ていましたが、
11月9日を境に世界はすっかり変わりました。
やはり「トランプ勝利」は決定的でした。
理性よりも感情が、
融和よりも対立が、
知性主義よりも「マッチョ」が、
国際政治、国内政治を動かしつつあります。
トランプ、習近平、プーチン、そして安倍晋三。
世界列強の指導者に「マッチョ」な人が並び、
丁々発止の駆け引きを繰り広げる時代です。
相場参加者にとってはワクワクしつつ、
また、ヒヤヒヤする時代でもあります。
ダイナミックな「玉」がいくつも出て、
市場全体を強烈に押し上げる一方で、
いつ、どの瞬間にクラッシュするかわからない爆弾を、
足元にいくつも置いたまま火遊びが続きます。
まずはこの年末年始にかけて何が出るか。
そして、折からの「危機」がどう推移するかで、
来年以降は天国にも地獄にもなります。
では、この「マッチョな時代」で資産を守り、
チャンスを掴むためにどうすれば良いのか。
以前から書いてきたように、
そろそろ大きく動くことも考えていますので、
次号メルマガ(第135号:11月23日)で、
私なりのスタンスを書いてみたいと思います。
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