究極の「政策相場」。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均は為替に引きずられて下落。
もっとも、下落といってもそう大きいものではなく、
また、為替のほうも115円を固く守っています。
トランプ氏が何を発言するかに注目が集まっており、
市場全体が様子見になるのは止むを得ませんが、
日経平均が19300円前後で堅く推移するのを見る限り、
トランプ改憲でネガティブ・サプライズが出さなければ、
むしろ、再上昇の可能性が残っているとみます。
無論、そのネガティブ・サプライズがどんな形で、
どこを狙って出てくるかがわからないからこそ、
世界中が戦々恐々としているわけですが、
その口を開いてしゃべり出すまで、
何がどう飛び出すかわからないのがトランプ氏です。
米国市場はバブルの予兆に湧いており、
日本市場もそのおこぼれに預かる可能性で、
再びの「日経平均2万円」に「期待」が集まりますが、
本当にそうなるかどうかもトランプ政権次第。
新政権が打ち出す「玉」(政策)次第で、
天国にも地獄にもなるという「究極の政策相場」です。
主要な閣僚の布陣もほぼ決まり、
注目された娘婿が上級顧問に収まる形で、
新政権の全容がみえてきました。
さて、何が飛び出すか。
次号メルマガ(第143号:1月15日)では、
1月20日の新政権発足の直前ということもあり、
トランプ会見や判明した新政権の人事を踏まえ、
新政権下の相場の大きな方向性を分析します。
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