淡々と、粛々と。
月曜日の日経平均は急落。
休日前で、買い手がいないため、自然落下するように下落しました。
ただし、「同時緩和」のおかげで欧米は落ち着いてきており、
日経先物もナイトから回復基調に入り、
直近のCMEはふたたび19000円に乗せてきていますから、
基本的には「堅調推移」のシナリオかと考えています。
問題はどこまで上がるかです。
現時点で最高値から暴落時安値までのほぼ「半値戻し」の位置です。
基本的に日経平均は年末にかけて上昇する習性がありますので、
外部要因に目立った下落の要素がなくなれば上昇しやすいはずですが、
なかなか「19000円のカベ」をぶち抜いて、
次の目安を目指すほどの上昇力はみられないでいます。
月曜日の不意の急落は18600円を上回って引けたことで、
チャート的には「年末相場」はそれなりに期待でそうにみえますが、
いかんせん、日本政府と日本人(個人投資家)だけでは、
コントロール不能な外部要因、突発的事象に支配されていますので、
あまり、断定的なことを言うのは控えたいと思います。
ただ、ひとつ言えるのは、今後、どこまで上昇するかは不透明でも、
・不意に状況が変われば下落
・行き着くところ(高値)まで行き着けば下落
ということだけは厳然とした真実です。
私の「時鳥トレード」はそうした下落の発生する「天の時」を、
ただただ、淡々と待ち、時が来れば粛々と動くために、
気持ちにも資金にも余裕を持って「売り目線」で相場を眺めております。
そのあたりはまた、次号メルマガ(第81号:11月8日発行)で。
ところで。
ブログ読者の方々とこじんまりやるつもりで始めたメルマガが、
あちこちで評価していただいたため、やや戸惑ってはおります。
あまり、話題になりすぎれば余計なハレーションもあり得ます。
本来であれば、ブログを読んで私の考え方に賛同していただき、
気に入ったと思える方だけ登録なさるものと考えていましたが、
そうではない読者の方が増えてきたことや、
私の個人的な事情も大きく変化しつつあることもあって、
やや運営の仕方を考え直すべき時期に来つつあると思います。
無論、発行する限りは、個人メルマガとして、
「日本一の質と量」を目指すことには変わらず、
内容のレベルを落とすつもりは決してありませんし、
読者の皆様からの「少しでも長く続けて欲しい」というご要望に沿うべく、
いろいろと知恵をめぐらせ、工夫が必要になってくると考えています。
この話は、また、いずれ。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第80号:11月1日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す