どこかのタイミングで必ず仕掛けてきます。
昨日の日経平均は前場で売られて16828.27円まで下げました。
しかし、後場では値を上げて17087.71円で終わる「引けピン」。
昨日のブログで、予算案が報道されたことに触れ、
そこに大きなサプライズが見当たりませんでしたので、
いったん材料出尽くしで下げそうではありますが、
としつつ、
まだ、通常国会(26日~)への提出法案も警戒されてはいます。
と書いたように、いったん下げたものの、それ以上の売りは続きませんでした。
本日に関して、「材料出尽くし」という「材料」が消化されたので上げる番ですが、
いずれによせ、「神経戦」が続いています。
日本経済はリセッションした可能性があり、当たり前なら株価は下がるはずです。
しかし、ちょっと下がるとすかさず公的資金が買い支えますし、
成長戦略(第3の矢)関係の法案が出れば、わっと吹き上げる怖さもあります。
年初のブログ(1月5日、大発会)で書いた、
ちょっとすぐれない状況が続くかもしれません。
という通りの展開にはなってはいますが、
ヘッジファンドも政府・日銀が怖くて積極的に売ることもできないようです。
皆さんも、狭いレンジに入って戦術の立てようがないと思いますが、
それはヘッジファンドも同じです。
ただし、彼らは皆さんと違って大きなハンディがあります。
「ノルマ」です。
一般投資家は「儲け損ない」でも損さえしなければ上々の結果ですが、
彼らは「儲け損ない」はそのまま「死(退場)」を意味します。
そのため、どこかのタイミングで必ず仕掛けてきます。
仕掛けるにしても、トリガー(きっかけ)が必要ですが、
何かあれば一斉に仕掛けてきます。
上有利と思えば上に仕掛け、下有利とみれば大幅に売り込んできます。
前号メルマガで書きましたが、今月はまだ重要な政治日程が残っていますので、
そのあたりはまた、次号(39号:1月18日発行)で。
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