日経平均への「追い風」と総選挙後の株価シナリオ。
昨日の日経平均は急反発。
商いはさほど膨らんでいませんが、
米国株の上昇が「追い風」となって、
買い戻しに勢いがついて上昇し、
再び「上ブレ」気味になりました。
海外の情勢が好転していることや、
金利や為替の動揺も収まってきて、
市場の警戒感がやや後退したのも、
買い戻しの促進材料になっています。
衆院選の帰趨がどうなっていくか、
各種調査の結果は様々の状況で、
与党が手堅く勝つという展開も、
野党が大きく議席を伸ばすのも、
どちらもあり得るといえますが、
岸田政権が窮地を脱するならば、
もう一段高を誘発するだけの、
「期待」の材料もまだあります。
無論、「選挙は水物」です。
「自民党が単独過半数」の情報と、
「野党共闘に勢い」という情報が、
同時に流れるという異様な事態で、
有権者の投票行動がどう変化するか、
最後まで見極める必要がありますが、
選挙結果がどうなるかによって、
その後の株価シナリオを読むのは、
有益なことだろうと考えております。
次号メルマガ（第393号：10月31日）で、
そうしたあたりを勘案していきつつ、
今後の株価シナリオを分析する予定です。
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