「終盤情勢の変化」と日経平均への影響。
昨日の日経平均は反落。
米国株は相変わらず高いですが、
静岡の参院補選での敗北などで、
衆院選の先行きも懸念されます。
日本市場は売買代金も膨らまず、
やや様子見気味の雰囲気のなか、
またもや下落してしまいました。
米国の長期金利の上昇は落ち着き、
「円安」もストップしており、
これ自体は株価への好材料ですが、
原油価格はさらに上昇しており、
国民生活を直撃しつつあります。
これが景気の先行きとともに、
衆院選にどう影響するかの点を、
前号メルマガ(第392号:10月24日)で、
詳しく分析しているところですが、
終盤の情勢が大きく動くようなら、
日経平均への影響も大きいでしょう。
例の「水準」に照らした株価位置も、
「上ブレ」の傾向が修正されて、
期待に警戒が混じりつつあります。
米中で不安が一時後退しているなど、
悪い材料ばかりでもありませんが、
依然としてクリティカルな状況が、
しばらく続いていきそうですので、
油断なく情勢把握をしたいところです。
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