メジャーＳＱと「節目」の攻防。
（午前0時半の更新です）
昨日の日経平均は反落。
一昨日の上昇が大きかったところに、
米国株が下落したこともあって、
やはり少し押し戻されてしまい、
「節目」の攻防が続いている状況です。
SQ要因で下げが拡大しなかったのは、
ひとつの安心材料といえますが、
売買代金もほとんど膨らんでおらず、
上のターゲットを目指しての急騰も、
まだその兆しは見えてきていません。
いずれにせよ相場の「節目」であり、
今後の「分水嶺」となる攻防です。
前号メルマガ（第254号：3月3日）で詳述した通り、
チャート的にもそうであるように、
世界情勢全体も「分水嶺」といえる状況です。
「米中協議」には合意の可能性が浮上し、
世界市場全体の空気が和らいでいますし、
英国のEU離脱問題は「先送り」の模索で、
当面、売りにはブレーキがかかりそうです。
しかし、いずれも土壇場まで待たないと、
本当にどうなるかはわかりませんし、
仮にうまく話が進んだとしても、
「その先」にさらに厄介な課題があるのは、
前号メルマガでその理由とメカニズムを、
かなり詳しく分析したところです。
「3月相場」は良くも悪くも、
大きな動きになりそうな雰囲気ですが、
ちょうど「分水嶺」にあるところで、
メジャーＳＱを迎えるというわけです。
今日の値動きがどっち方向になるかは、
今後の展開にも影響しかねませんので、
いずれにせよ注意深く見守り、見極めたいです。
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