昨日の大阪北部を震源とする地震で、
お亡くなりなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お怪我をされた方々の一日も早いご快癒をお祈り致します。
また、現地の交通事情は改善されつつあるとはいえ、
生活面、仕事面でのご不便もおありのことと存じます。
一日も早い復旧を願ってやみません。
余震、あるいは別の地震も警戒されるところですので、
どなた様も十分にお気をつけなさいますよう。

昨日の日経平均は 171.42円の下落。

「貿易戦争」への懸念で市場が収縮しつつあり、

また、金融政策の「引き締め」が加速することで、

世界的にも上昇圧力が弱まっているところです。

さらには昨日朝の大阪北部の大きな地震や、

その後の余震や別の大きな地震への警戒も、

市場参加者の買い意欲を削ぐには十分でした。

もっとも、安倍政権の足元がしっかりしていれば、

ある程度のところで下げ止まって踏ん張り、

底堅い値動きに転じることができるでしょうが、

国会のほうも少し「おや?」という動きがあります。

「働き方改革」成立やIR(カジノ)法案の衆院通過など、

重要法案の日程が立て込んでいるところですが、

会期の延長幅をめぐって政府と与党の間で、

ちょっと妙なせめぎ合いが俄かに表面化しました。

官邸としては延長幅は短いほど良いわけですし、

実際、短くても大丈夫と踏んでいたわけですが、

今週も、また、国会運営がもたもたしていますし、

与党内、特に参院が独自の事情で大幅延長を望み、

これで押し切ろうとする動きがあるようです。

独自の事情とは参院の例の定数増の話ですが、

前々号メルマガ(第216号:6月10日)や、

前号メルマガ(第217号:6月17日)でも触れた通り、

政権にとって決してプラスではない案件によって、

今国会を円満に閉じることを阻害されるということは、

官邸にとっては苦々しいことであるのは当然です。

安倍政権が本当に「延命」して「三選」を遂げるには、

今国会の「閉じ方」にも注意が必要なところですから、

今日、明日の国会の動きにも最新の注意は必要です。

ようやく「神風」への期待が芽吹いているとはいえ、

政権はまだ「茨の道」を歩んでいることは変わりません。

政権がまだ「茨の道」にあるということは、

日経平均を買う意欲も削がれることですから、

いずれにせよ、しっかりと情勢を見極めたいところです。

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