海外の「黒雲」と国内の「炎上」と総理の「最終決断」。
(午前0時半の更新です)
折からの「米中対決」は熾烈さを増し、
英国と欧州の情勢はさらに混沌とするなか、
さらに新しい「黒雲」が立ち込めています。
東アジアでは香港で大規模デモが続き、
中東では日本関連のタンカーが攻撃されました。
「外交の安倍」として地球規模の「外交戦」を展開し、
内外に存在感をアピールしてきた安倍総理ですが、
そうして存在感が増した「代償」というべきか、
「当事者」として厄介に巻き込まれつつあります。
香港情勢も中東情勢もどう転んでいくかは、
いずれも米国との関係が焦点になりそうですが、
日本政府のコントロールが効かないぶん、
安倍総理はすっきりとした成果を誇れないまま、
今週、国内政局で「決断」の機を迎えます。
また、国内政治も当初の思惑が大きく外れており、
思わぬ「炎上」劇の「火消し」を強いられる中で、
最終的な「決断」をせざるを得ないわけです。
さらには今週は、米国の金融政策の動向も、
日経平均との兼ね合いでも注目されますが、
ここで株価が持ち直すか崩れるかは、
安倍政権の未来にも大きく影響しそうです。
前号メルマガ(第269号:6月16日)で述べた通り、
挽回の方法も、有利な客観材料もありますので、
悲観し過ぎるのもまだ時期尚早ではありますが、
国会の残り会期と選挙の公示日を数えてみると、
できることは限られてきているのも事実です。
安倍政権にとって今年最大かつ重要な勝負に、
どう向かうのかが決まる今週の情勢推移は、
日経平均の株価位置を決定しかねないだけに、
よく見極め、影響を考えておく必要があります。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第267号:6月2日発行、第268号:6月9日発行、第269号:6月16日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す