9月は「死のロード」か？
昨日の日経平均はなんとか2万円を維持。
しかし、もはや「無茶苦茶」でした。
朝から暴落気味だったものが、お昼時の強烈な先物買いで戻し、
しかし、後場に入ってからやっぱり暴落というヘンなチャート。
「クジラが介入したけど押し返されたんだな」
ということを誰がみてもわかる値動きだったため、
個人投資家は、売りの方も買いの方も判断がつかず、
いったん「休むも相場」を決め込んだ方も多いようです。
メルマガで公表している「水準」を見る限り、
まだ、日経平均は上にも下にもどちらにも行ける位置ですが、
いずれにせよ、ここから先は、
・中国の強さ次第
・安倍政権の寿命（と次の「玉」）次第
といった要因にかかっており、
そのどちらもがコントロールも予測も困難です。
暴騰と暴落のどちらの可能性もある時に、
どちらかのポジションをとるのは「丁半博打」ですので、
「休むも相場」というのも賢明な選択肢のひとつかと思います。
したがって、「時鳥トレード」もお休みするしかありませんが、
ただ、（私にとっては予測可能性の高い）国内要因に限れば、
ここから先はかなりの難局が予想されます。
私がメルマガで数ヶ月も前に指摘した国会の「爆弾」が大爆発し、
安倍政権は「8月の憂鬱」にもだえ苦しんでいますが、
9月は国会対策ではなく、政局含みの難関が目白押しです。
いわば、「死のロード」。
健康不安が囁かれる安倍総理がこのタフな山道を越えられるか、
与野党ともに固唾を飲んで見守りつつ、
それぞれの思惑で一斉に動き出しています。
以前のメルマガでお伝えしたとおり、
政権側は「意外な陣容」で「意外な奇策」に打って出て、
この「死のロード」をしのぎきる可能性もありますが、
その逆になる恐れも同じかそれ以上にあると考えています。
この週末はしっかりと最新の情報を収集して、
考えられる今後のシナリオを分析しますので、
次号メルマガ（第70号：8月23日発行）をお楽しみに。
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