昨日はSQ週火曜日ではありましたが、

日経平均にはこれといった仕掛けは観測されず、

ふたたび、日中を通じて59円ほどの狭い値幅の中に閉じ込められました。

ほとんど動きがない日が続くと、その後、大きく動き出すものです。

本日は「荒れるSQ中日」の水曜日です。

慎重に、しかし、確実に対処したい「切所」です。

ところで。

SQ週は、材料もセオリーもチャートも無視して株価が動くとはいえ、

昨日の値動きには、ちょっと気になることがあります。

「1ドル106円の円安に、マーケットがあんまり反応しなかった」

という点です。

無論、SQが通過してしまえば、話は変わるのかもしれませんが、

「円安=株高」で上昇を続けてきた「アベ・トレード」の方程式に、

なんらかの異変が生じる兆候である可能性もあります。

確かに、円安進行を受けて輸出関連やソフトバンク等の大型株に買いが入り、

多くの機関投資家が「アベ・トレード」を試みた形跡があります。

しかし、「円安=生活物価高」を直観し始めている個人投資家を中心に、

「これ以上の円安はマイナス」と感じ始めている人々は、

急な円安進行の効果を見極めようと、買いと手控えた可能性があるのです。

この仮説が正しいとすれば、今後の株価予測全般に影響します。

日米の政策金利の差が顕著になれば、円安はさらに進行するはずですが、

「年末はドル円110円で日経平均17000円」といったアナリストの「予測」が、

その拠って立つ根拠をまるごと失ってしまうからです。

株式市場は、長期的には「重量計」ですが、短期的には「投票計」と言われます。

市場参加者が「どう反応するか」で値動きが決まるからです。

SQ週で様子見の投資家が多いとはいえ、これほどの円安水準であるにもかかわらず、

東証の売買代金は1兆7629億円と膨らまず、空売り比率も30%近辺にいることを、

私は重要視しています。

いずれにせよ、「強固なカベ」15800円を、106円の円安でも抜けませんでした。

NY市場の下落や、欧州の経済政策当局者たちの足並みの乱れも気になります。

メジャーSQでどんな「思惑」が絡むか全く予測はできませんが、

「円安だから買い」といった安易なトレードでは大やけどの恐れがあることは、

肝に銘じておきたいものです。

本日は15600円台からのスタートになりそうですが、戻りの力が弱く、

上値の重さを意識する展開となれば、前号のメルマガに書いたような動きが、

もしかしたらあるかもしれません。

もっとも、あまり低すぎる株価位置だと、売りを入れるにはリスクが高く、

あんまりうま味もありませんので、なるべく高いところを狙いたいものです。

そして。

メルマガでご紹介している「相場観」、「ノウハウ」、「技術」に基づき、

着実に利益を積み重ねておられる方が増えてきているのは嬉しい限りです。

本ブログのコメント欄にも、

 「本日ショック対応で目標値まで待てなかったですが、
  勝つことができました。(kazzz728様)」

 「時鳥様にお会いしなければ発想すらなかったトレードです。
  ありがとうございました。(ジョシュ様)」

といった「勝利報告」をいただいており、私も嬉しくて仕方ありません。

こちらのほうから、お礼を申し上げます。

メルマガでご紹介している「時鳥トレード」は全て、

確立された理論と法則性、そしてノウハウと技術をもとにしており、

再現性が高いと思われるものを選んでおります。

それらを消化し、自らの血や肉としてしまえば、

今後の投資家人生でずっと使えます。

日経平均先物で50円や100円を「確実に抜ける」方法を教えてもらうことは、

数十万、数百万円の現金をもらうより価値のあることです。

それは「シグナル配信」などでは決して身に付きません。

私のメルマガは「業界ではあり得ない」ほどの格安の情報料ではありますが、

私が「続けられる限り」続けていき、質、量ともに圧倒的な内容をご提供するよう、

今後も心がけて参りたいと思います。

お察しのように、あれだけの内容のメルマガを毎週、個人で執筆し、発行し続けるのは、

相当に骨が折れることですので、いつまで続けられるかわかりません。

ただし、「続けられる限り」といっても、

入会された方の9割が定着されるという、これもまた「業界ではあり得ない」現象と、

皆様から頂戴する勝利報告や感謝の声を拝読するにつけ、

健康に気をつけ、時間をやりくりして、できる限り長くメルマガの発行を続けたいと、

日々、思っていることも書き添えておきたいと思います。

こちらこそ、読者の皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございます。

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