「夏の株高局面」とこの先の「不透明さ」。
昨日の日経平均は続落。
一時は4万1100円を突破して、
最高値を更新していますが、
そこで達成感が見えたのと、
先週の連続上昇の後だけに、
売りに押されて値を消しました。
当局による「株高政策」が、
効果を発揮し続けていることと、
海外情勢などの外的要因が、
劇的に改善していることもあり、
先日来の「夏の株高」局面に、
一段と加速がついている様子を、
前号メルマガ（第533号：7月7日）で、
詳しく分析しているところです。
多分に仕掛けや思惑などもあり、
合理的な株価形成であるとは、
やはり思えないわけでありますが、
市場の「空気」が熱くなってきて、
投資家が一斉に買いに走るなら、
理論上、青天井になるのが、
株式市場の特質でもあります。
もっともこの夏の「ドラマ」は、
まだ終わったわけではなく、
この先も根本的な不透明さが、
いくつも残っていることは、
前号メルマガでも指摘しました。
とりわけ金融政策の方向性や、
国内の政治状況などについて、
急変する可能性は残されており、
株式市場に対する影響もまた、
かなり大きくなりそうですので、
そのあたりもまた注意しつつ、
相場を見極めたい局面であります。
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