7月の日銀はどちらに向かうのか。
先週の日経平均は高値波乱。
史上最高値を連続で更新する、
旺盛な上昇が続いたと思いきや、
政府・日銀が為替に「介入」し、
強烈な「冷や水」が浴びせられました。
市場参加者が何を最も警戒するかを、
前号メルマガ(第534号:7月14日)で、
詳しく点検したところでありますが、
やはりこの夏の最大の焦点として、
日銀による金融政策の方向性が、
どちらに向かうのかがあります。
これについては日本だけでなく、
米国FRBの金融政策の方向とも、
連動して考える必要があるため、
日銀がどう判断すべきなのかは、
判断が分かれるところであります。
いずれにせよ「夏の株高」局面が、
再び過熱することになるのか、
あるいは「バブル」の勢いが、
ここで終了することになるのか、
分水嶺が迫りつつあるわけで、
ある意味では金融史上における、
歴史的なタイミングともいえます。
そのようなことを踏まえつつ、
どのような空気が情勢されるか、
ひとまずは見極めたい局面です。
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