「自律反発」の行方と新たな火種。
昨日の日経平均は続伸。
戻りの勢いが強いとはいえず、
上値が重い印象も受けましたが、
ショック安の局面は終わって、
自律反発の状況が続いています。
為替が「円高」に振れているのは、
日経平均には重石でありますが、
トランプ政権の「関税」について、
交渉と妥協の余地があることは、
一定の安心材料になっています。
ただ、交渉の内容如何によって、
いつまた次の「関税」をぶち上げ、
世界経済を攪乱することになるか、
全く読めない状況であるわけであり、
次の「関税」のトリガーになる要素は、
いくつも存在しているということは、
前号メルマガ(第563号:2月2日)で、
詳しく分析しているところであります。
米国によるガザ地区の「所有」案や、
イランに対する厳しい方針などの、
新たな火種を浮上してきており、
相場環境に安定に向かうとは、
言い切れない要素も数多くあり、
引き続き注意が必要でありますので、
次号メルマガ(第564号:2月9日)で、
新たな変数などを加えた上で、
今後の展望を分析する予定です。
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