ここからの「上値余地」と新たな火種。
先週の日経平均は記録的な上昇。
バブル後の最高値を更新して、
一気に3万5千円台へ上昇です。
やや「スピード違反」ですので、
そろそろ調整が欲しいですが、
まだまだ上値余地があるのは、
前号メルマガ(第508号:1月14日)で、
指摘しているところであります。
ただ「上値余地」があっても、
必ず上昇するという保証が、
特にあるわけではありません。
むしろ、上昇を支えた環境が、
ひとつふたつ変化したならば、
不意に上昇が阻害されてしまい、
巻き戻され得ることもまた、
前号メルマガで指摘しています。
地政学リスクだけをみても、
紅海をめぐる中東の戦闘や、
台湾総統選の結果といった、
新たな火種が燻っています。
内外に難題が山積するなか、
株価だけ異様に上昇しており、
このバランスをどう捉えるかは、
今後の焦点になっていきそうです。
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