年末年始にかけての「心理戦」。
昨日の日経平均は大幅に反落。
日銀の「逆サプライズ」で、
だいぶ回復した株価位置も、
また大いに下げてしまっており、
再び「弱気」の度を強めました。
クリスマスの閑散期には、
荒い値動きになることが、
しばしばあるものであります。
地政学リスクの台頭などの、
新たな材料が相場に反映して、
不意に大きく下げたわけですが、
もとより日本市場には「逆風」が、
少なからず吹いていたところです。
無論、その「逆風」を認識して、
日銀も慎重さを維持したわけで、
この点は当局と市場参加者との、
高度な心理戦ともいえるものです。
これらの要素を整理した上で、
クリスマスが明けて年末年始に、
掉尾の一振があり得るかどうか、
来年にかけての株価の展望などを、
前号メルマガ(第505号:12月24日)で、
改めて詳しく分析する予定です。
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