バブル生成を阻害する要素は何か。
昨日の日経平均は反落。
折からの急上昇によって、
利確の売りが出易いところ、
海外市場の休みなどもあり、
日本市場への資金の流入が、
いったんストップしたようです。
直近の上昇幅の大きさに、
一定以上の値幅をとっての、
下落はあっても不思議でなく、
これだけでトレンドが変化し、
上昇局面が止まるようには、
まだ思えないところですが、
相場環境の不意の変化には、
引き続き注意が必要であるのは、
前号メルマガ(第478号:6月18日)で、
指摘している通りであります。
米国の状況が比較的、落ち着き、
「引き締め」も緩和されたことが、
日経平均の上昇にとっても、
支援材料になっていましたが、
物価や景気の動向を見る限り、
手放しで安心して良いとは、
やはり思えないものがあります。
その他、中国やロシアにも、
深刻な不安要素が燻っており、
いつ市場を直撃するのかは、
不透明な状況でありますが、
このままバブルに至るには、
そうした下げ要因を回避し、
資金流入が続く必要があり、
さもなくばコンセンサス的にも、
急落のリスクがつきまといます。
力強い上昇が続きましたが、
不安のない能天気な状況では、
決してないことは確かであり、
いつでも不意にかつ劇的に、
情勢が変化し得ることを、
肝に銘じておきたい局面です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第476号:6月4日発行、第477号:6月11日発行、第478号:6月18日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す