上値追いを阻害する要因は何か。
昨日の日経平均は上昇。
海外市場の上昇の余波を受けて、
日経平均も連れ高した格好ですが、
ようやく例の株価位置を越えて、
「強気」に傾こうとしています。
もっとも、内外に懸念点が多いのは、
前号メルマガ(第434号:8月14日)で、
あらかじめ指摘している通りであり、
ここから先も順調に上値を追うには、
もう少し情勢の好転が欲しいところ。
「物価上昇」が鈍化するとしても、
下落に転じているわけではなく、
金融当局はタカ派的な姿勢を、
解除するわけにもいきませんし、
現下の物価の状況そのものが、
「景気後退」の要因でもあるため、
この局面で上値を追うことには、
やはりリスクが伴うといえます。
内閣改造で新たな布陣となり、
国内政治も動き始めますので、
次号メルマガ(第435号:8月24日)で、
あらためて諸情勢を整理した上で、
今後の株価の展望を分析する予定です。
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