上昇局面の「前提条件」に注意。
昨日の日経平均も続伸。
ただし上昇幅が小さくなって、
上値の重さも意識されており、
積極的な買いが後退しています。
そこに米国の金融セクターから、
新たな不安な話題が舞い込んで、
上昇に水を差されそうです。
地銀などから預金が流出して、
経営状況が危惧されており、
これが金融危機を起しかねず、
あるいは「信用収縮」によって、
景気と経済の重石となる事態を、
前号メルマガ(第470号:4月23日)等で、
あらかじめ指摘していましたが、
実際にその通りの報道が出ており、
米国市場がまた下げています。
米国の金融セクターの不安が、
どこまでの広がりをみせるのか、
本日以降の注目点でありますが、
上昇をもたらした前提条件が、
大きく変化する事態になれば、
その後の上昇局面の継続には、
疑問が抱かれることになります。
こうしたことを念頭に置きつつ、
賢明に戦略を立てたい局面です。
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