当局と市場の「心理戦」のその先。
昨日の日経平均は大幅に上昇。
日銀の植田執行部の発足にあたり、
「副作用」や「出口」の議論に、
基本的に蓋をしておいた上で、
ハト派ぶりを打ち出すという、
市場に対する徹底した配慮が、
株式市場にも反映されています。
日銀の執行部の交代に先だって、
周到な準備がなされたことは、
前号メルマガ(第468号:4月9日)で、
あらかじめ点検しているところです。
また、岸田政権が打ち出す、
新たな外国人受け容れ政策が、
基本的に好材料であることは、
昨日も言及しているところです。
警戒された波乱を回避して、
逆にまた高値圏に到達するか、
今日以降の注目点ですが、
相場環境に不安が残るなか、
高過ぎる状況になるならば、
次に何が起きるのかなども、
考え合わせておきたいところ。
これら当局と市場との間の、
駆け引きや心理戦を踏まえて、
次号メルマガ(第469号:4月16日)で、
今後の株価シナリオを分析します。
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