日米の金融政策と市場の「心理戦」。
昨日の日経平均は続落。
値動きの荒さが続いており、
株価位置もまた下げています。
引けにかけては下げ幅を縮めて、
切り返す勢いもみられましたが、
日米の金融政策の決定を控えて、
神経質に展開になっています。
米FRBによる「利下げ」と、
日銀の「利上げ」がそれぞれに、
どのような程度になるのかに、
世界が注目しているところですが、
いずれも今後のトレンド形成を、
大いに左右する材料になることは、
前号メルマガ(第543号:9月15日)で、
詳しく分析しているところであります。
ただ、米国は思ったより消費が強く、
大幅な「利下げ」があるかどうか、
わからなくなってきたともされ、
「円高」の勢いも一服しています。
米国の決定がどうなるのかを、
日銀も見定めるとみられており、
これが市場との間の心理戦を、
神経質にしているところですが、
両国の政策決定の如何によって、
上にも下にも走る得るわけであり、
注意を要するのは確かですので、
そのつもりで状況を見極めて、
適宜適切に対処したい局面です。
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