「金融危機対策」と「インフレ退治」のジレンマ。
昨日の日経平均は大きく反発。
米国市場の上昇を受けて、
日経平均も下げ止まって反発し、
大きな値幅での上昇を記録しました。
しかし、FOMCの「利上げ」継続と、
パウエル議長のタカ派発言を受け、
昨夜の米国市場はまた大きく下げ、
今日以降の日経平均の上昇機運も、
大いに削がれることになりそうです。
金融システム危機というのは、
確かに大きな脅威でありますが、
一方で「インフレ退治」というのも、
必ずやり遂げるべき課題であり、
金融当局及び政府はこの点において、
重大なジレンマに追い込まれており、
かなり困難な舵取りを強いられます。
そして、海外情勢が荒れるなかで、
日銀の「植田体制」が始動します。
何に注意すべきか、何が起き得るか、
次号メルマガ(第466号:3月26日)で、
あらためて状況を整理したうえで、
今後の展望を分析する予定であります。
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