当面の上値のメド、下値のメド。
昨日の日経平均は反落。
前夜の米国株の下落と比べて、
幾分、穏やかな下落でありますが、
前日までの反発の勢いが削がれ、
上昇が抑制されてしまいました。
当局の動きは機敏でありますが、
金融システム不安への懸念は、
依然として燻っている状況で、
さらにはインフレ昂進を警戒し、
タカ派の金融政策が続くことも、
市場参加者が嫌気する理由です。
昨夜の米国市場などは上昇しても、
売りに押される場面などもあって、
当局の動きは悪くはなくとも、
根強い不安材料が存在しており、
重石となっていることがわかります。
こうした相場環境を冷静にみて、
投機筋のターゲットを踏まえて、
当面、考えられる上値のメドや、
逆に行く場合の下値のメドが、
どういうあたりにくるのかを、
考えていく必要がありましょう。
いよいよ「4月相場」が近づき、
また大きな展開がありそうですので、
次号メルマガ（第466号：3月26日）で、
詳しく点検し、分析する予定です。
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