危機対応策がもたらすさらなる「火種」。
週明けの日経平均は大幅下落。
米欧で広がる「信用不安」が、
もう一段の下げをもたらしました。
もっとも当局の動きは機敏で、
連鎖倒産などを回避するため、
迅速に対策を講じていることを、
市場参加者も好感しているため、
昨夜の米国市場は上昇しており、
この流れが波及する形で、
日経平均もいったん下げ止まり、
反発する可能性があります。
もっとも当局による対応策で、
問題が全て解決されるのではなく、
むしろ一連の危機対応が原因で、
火種が大きくなる恐れがあるのは、
前号メルマガ（第465号：3月19日）で、
詳しく指摘しているところです。
日銀の新執行部の船出にあたり、
海外からかなり強烈な荒波が、
押し寄せてきていることなども、
株式市場の懸念要因でもあります。
いずれにせよ今月、来月と、
相当に重大な局面が続いていき、
目が離せなくなりますので、
次号メルマガ（第466号：3月26日）で、
今後の相場の注意点を中心にして、
株式市場の展望を分析する予定です。
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