新たに誘発される危機とは何か。
昨日の日経平均も続落。
もっとも、下げは下げながら、
一時的に大きく下げたものの、
切り返していく様子もみられ、
「弱気」の水準であるものの、
下げ渋りの兆候もみえています。
株価位置でみてもひとつの目安が、
もうそろそろ来そうであることは、
前号メルマガ(第437号:9月4日)で、
指摘しているところであります。
しかし、いったん下げ止まり、
買い戻しによるリバウンドで、
ある程度、戻したのだとしても、
それが全体のトレンドの変化を、
意味するものとはいえません。
急激な「物価上昇」がもたらす、
世界経済の全体への脅威は、
これからが本番の恐れがあり、
これまでとは違う種類の危機が、
今後、誘発されかねないことを、
前号メルマガでも指摘しています。
軟着陸ができれば良いですが、
その糸口がどこにあるのかを、
各国とも図りかねる状況で、
混乱が広がりつつありますので、
各地で燻る新たな脅威にも、
しっかりと目配せしたいところです。
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