「夏枯れ」の時期に起き得ること。
昨日の日経平均は大幅下落。
米国のペロシ下院議長の訪台で、
米中間の軍事的な緊張が高まり、
せっかく戻りかけた株価にも、
再び下げ圧力がかかりました。
ドル円も「円高」へと動いて、
市場の緊張ぶりを反映しました。
結局、ペロシ氏が無事に到着し、
中国軍の先制攻撃もなかったため、
為替の方は落ち着いていますが、
米中間の緊張は高まっており、
長期化、激烈化するともみられ、
市場の新たな不安要因として、
わだかまる恐れがあります。
米国の金融政策についても、
要人からタカ派姿勢が示唆され、
「引き締め」の緩和される時期が、
読みづらくなっているところです。
長期的なトレンドの把握は無論のこと、
「夏枯れ」の時期に何が起き得るかは、
しっかり押さえておきたいですので、
次号メルマガ(第433号:8月7日)で、
改めて詳しく点検する予定です。
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