米中間の「暗雲」と、この夏の株価展望。
昨日の日経平均は反発。
先週末の米国株高の流れが、
そのまま日本市場にも波及し、
大きめの上昇となりました。
株価位置も例の水準を回復し、
「弱気」から中立的な水準へと、
順調に戻すことになりました。
「円安」がかなり巻き返して、
物価と金利を上昇させる圧力も、
相当に減じたという「朗報」も、
日本経済の安心材料であることは、
前号メルマガ(第432号:7月31日)で、
指摘しているところであります。
しかしながら。
「景気後退」への懸念は尽きぬ一方、
米国と中国の間がまた険悪になって、
新たなリスク要因となり得ることが、
相場にも影響し始めているようです。
バカンス・シーズンが近づくにつれ、
株式市場も「夏枯れ」となるのが、
例年の恒例ではあるのですが、
風雲急を告げる要素がいくつも、
燻り続けているところでもあり、
何が突如として噴出するのかは、
予断を許さぬところでありますので、
次号メルマガ(第433号:8月7日)で、
新たな地政学リスクなども含めて、
詳しく点検しておく予定でおります。
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