この夏の「地政学リスク」と株式市場。
昨日の日経平均は上昇。
米国下院議長の訪台に対し、
中国は猛烈な反発をしており、
台湾を取り囲むようにして、
軍事演習をして威嚇しますが、
現時点ではそれだけでもあり、
市場がパニックに陥るような、
危険な反応はまだみられません。
物価や金利についての悪材料も、
特にあらわれていないこともあり、
日経平均も例の株価位置あたりが、
また意識されていきそうです。
もっとも、今回の訪台の件で、
「パンドラの箱」が開いてしまい、
次にはもう少し危険なものが、
飛び出してくる可能性はあります。
ウクライナにおける戦争の方も、
長期化、激烈化しているために、
世界的にみてどちらの陣営にも、
焦りや綻びがみられ始めています。
この夏はこうした地政学リスクにも、
目を向けておく必要がありますので、
次号メルマガ（第433号：8月7日）で、
それらを踏まえて点検する予定です。
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