資金流入の再開とこの夏以降の株価展望。
昨日の日経平均は大幅に続伸。
資金の流入に勢いがついて、
久々に「弱気」の位置を脱し、
また高値の更新を狙える位置で、
週末を迎えようとしています。
前週までの警戒ムードからは、
ずいぶん空気が和らぎました。
日米の金融政策の修正・転換が、
この夏のひとつの焦点ですが、
市場の動揺を後退させるような、
当局からの発言が出されており、
市場参加者も素直に反応して、
買いの勢いを強めています。
このまま資金流入が続いて、
日本市場と社会の空気が変わり、
国内の投資家も本腰を入れて、
買いに転じるようであるなら、
この夏以降の株価の展開は、
歴史的なものになるかもしれず、
注目に値する展開だといえます。
しかしながらまだそこに至るには、
いくつもハードルが存在しており、
さらにはバブルを回避したいという、
当局の意図も存在していますので、
一筋縄にいくかどうかは不明です。
次号メルマガ(第483号:7月23日)で、
内外の市場参加者の心理と、
当局の意図や狙いを踏まえて、
この夏以降の株価の展望を、
あらためて分析する予定です。
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