当局の「狙い」と、この夏の株価シナリオ。
先週の日経平均は連続下落が止まり、
一時、反発の動きもみせました。
しかし、力強く再上昇する兆しは、
週末の時点ではまだみられず、
相場環境の不透明感さへの、
警戒感が根強くなっており、
様子見や気迷い気味の空気で、
日本市場への資金の流入は、
いったん停止状態になっています。
日米の金融政策の方向性や、
中国やロシアに対する警戒など、
この夏の攻防の焦点となりそうな、
いくつかの重要ポイントについて、
前号メルマガ（第482号：7月16日）で、
詳しく点検しているところです。
無論、当局には当局の狙いがあり、
誘導したい目標もありますが、
当局が狙った通りのシナリオに、
常になるわけではないことも、
注意しておきたいところです。
どのような相場環境になるかで、
再びバブルを目指すのか、
それとも大きく下落するのか、
夏の株価が決っていくために、
引き続き気を引き締めつつ、
情勢推移を見極めたい局面です。
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