米国の中間選挙の意外な「もつれ」と今後の株価展望。
昨日の日経平均は反落。
米国の中間選挙が始まり、
共和党が躍進するとの予測で、
米国株が上昇していましたが、
ちょっと不透明になっています。
民主党側が意外に善戦をしており、
上院も下院もまだ決着がつかず、
大勢判明に時間がかかりそうです。
そもそも共和党が勝つことによって、
民主党政権による「引き締め」が、
緩和されると考えたという人が、
かなり多かったようでありますが、
民主党への批判票の多くが、
インフレへの不満を理由としており、
完全にインフレ退治にするならば、
共和党が何をやれるのかという点を、
よく考えていたのかは不明です。
いずれにせよ、日経平均の上昇も、
米国中間選挙の不透明を受けて、
水を差されることとなりそうで、
前号メルマガ（第446号：11月6日）で、
指摘しておいたターゲットの達成は、
ちょっと厳しくなりつつあり、
むしろ、以前の「例の株価位置」に、
戻る可能性もあるという状況です。
中間選挙の結果の如何によって、
これ以後の米国の政策の方向や、
次の大統領選挙の帰趨に至るまで、
大きな道筋がつくと思われるため、
選挙の経過と結果を踏まえつつ、
次号メルマガ（第447号：11月13日）で、
今後の政治経済と株価の展望を、
詳しく分析する予定でおります。
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