「景気後退」と「金利上昇」が意味するもの。
昨日の日経平均は反発。
FOMC通過によるあく抜けと、
FRB議長の発言に対する反応で、
米国同様、買い戻しが主導して、
一時的に大きく値を上げました。
今回のFRBによる「利上げ」幅は、
あくまで例外であるとの説明は、
つまりは次回以降の「利上げ」が、
マイルドになることを示唆しており、
これが買い戻しを誘ったようですが、
次回の「利上げ」幅はともかくとして、
このような「引き締め」が実施されて、
実体経済がどうなっていくのかを、
よく考えておく必要があるといえます。
物価高で景気に不安が漂っているなか、
「引き締め」で景気を冷やすわけです。
昨夜の米国株は景気後退への懸念で、
また大暴落に転じてしまいましたが、
日経平均にも下落余地は大きいため、
なかなかきつい展開になりそうです。
日本を含む各国の長期金利についても、
懸念や不安が増大しているところであり、
これが何を意味するのかについても、
しっかり把握する必要がありますので、
次号メルマガ(第426号:6月19日)で、
それらの点を再び整理しておいた上で、
いかにこの困難な時代を生き残り、
次の躍進につなげるかを考察します。
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