「リバウンド」とその後の株価トレンド。
昨日の日経平均は続伸。
上海のロックダウン解除が、
景気減退を抑制する可能性や、
バイデン大統領の来日にあわせ、
新たな自由貿易枠組が創設され、
経済成長に資する可能性などが、
素直に株価上昇を支援しました。
先週末からの戻り局面が継続し、
一時2万7千円ラインを回復しました。
しなしながら。
物価上昇やウクライナの戦争など、
世界経済を覆っている不安要素は、
いずれも解消したわけではなく、
今後の景気と株価の先行きに、
重い負荷をかけていくであろうことは、
基本的に変わってはいないわけです。
昨夜の米国市場はこうした不安が、
小売りの予想外の業績悪化の形で、
数値として顕在化してきたために、
約2年ぶりとなる大幅下落をしました。
こうした状況において日経平均が、
「強気」に傾いていく可能性は、
やはり低いのではないかと思われ、
先週末からのリバウンドの局面も、
そろそろ水を差されそうであります。
物価、金融政策、戦争、アジア情勢と、
相場を決定する主要要因のすべてが、
刻一刻と変化をしているところですが、
戻りやリバウンドを織り交ぜながらも、
大きなトレンドを形成しています。
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最新情報を詳しく点検していきつつ、
株価の展望を分析する予定でおります。
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